東日本大震災から6年… #クリパー #池袋 #北池袋 #板橋 #ヘア #美容院 #床屋 #顔剃り #ヘッドスパ

こんにちは、滝野です。

皆さんは、災害で知合いを、家族を、町をなくしたことはありますでしょうか?

 

燃えた家、崩れた家、落胆する人、涙を流す人、恐怖で震える人、悔しさで唇をかむ人、怒りで声を荒げる人、名前を呼び続ける人…

 

助ける人、助けられる人、見捨てる人、まず自分を大事にする人、誰かの為に動く人、助け合おうと呼びかける人、ボランティアと偽って泥棒を働く人、買い占める人、高く売りつける人、お金も取らずコーヒーを配る人、一つしかないパンをくれる人…

 

滝野の地元は神戸です。阪神大震災の時、地元の市場が一面火の海になりました。同級生もいなくなりました。地元の人もたくさんいなくなりました。

 

誰も悪くないのに何故勝手に人の命をもってくのでしょうか

 

何故、人の不幸をお金に変えようとするのでしょうか

 

何故だまそうとするのでしょうか

 

何故勝手に人の辛いところを写真に撮ろうとするのでしょうか

 

当時、父親が言っていました

「起こったことはどうにもならん、どうするかや」

「目の前の他人をよう見とけ、ええことする人も居ったら、悪いことするやつも居る。それはそれでいい、ただ自分がしたいか、したくないかや。結局みんな何かを守っとる。それが自分なのか、家族なのか、身内なのか、会社なのか、他人なのかの違いや」

「何を守りたいのかで何をするかも変わってくる、だから自分が何をしたいかを考えろ。あとは出来る精一杯をやるだけや」

 

父は神戸ではない団体から支援を扇ぎ、1日半で倉庫の壁一面のカップラーメンの段ボールとペットボトルの水の山を送ってもらった。

正直数には限りがあって、地域どころか町内すら配り足りない数だった。

それでも出来ることはそれが精一杯だった。

多分「一人でも多くの人に食べ物を渡す」それが父の『何をしたいか』の答えだったんだろうと思う。

僕らの手はどんだけ広げてもたかが知れてる。掴むもんも抱えられるもんも収まる範囲でしかムリ。誰に、何に時間をあてるかも限られる。でも出来ることをやるしかない。やらない善よりやる偽善!!

 

たった1日、たった1つだけでも「誰かの為の何か」をしてもいいんじゃないだろうか…。

 

 

震災により、いなくなってしまった方々にご冥福をお祈りするとともに、今生きる全ての人に優しさ、思いやりが溢れ、幸多かれと願います。

 

滝野 健太

 

 

hair and healing kripa

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